購入にあたって

事故車が販売されている可能性もある?購入するデメリットや見分け方を紹介

2026/02/20

中古車の購入を検討しているものの、「購入した車が事故車だったらどうしよう」と不安に思う方も多いでしょう。事故車を見分けるポイントと購入時の注意点を紹介します。


事故車が販売されている可能性は?


中古車販売店で事故車が販売されている可能性ですが、結論から先に言うとゼロではありません。ただし、事故車(修復歴車)である場合はその旨を告知する義務があるため「気づかずに事故車を購入してしまった」というリスクは少ないでしょう。


一方で、修理歴によっては告知が不要なケースや、わざと説明していないケースもあるので注意が必要です。


ここでは事故車が販売されるケースや注意点を3つのポイントにまとめました。


修復歴車に該当する場合は告知義務がある


自動車公正競争規約第15条では、販売する中古車の修復歴の有無を告知することを義務づけています。


ここでいう修復歴とは、車の重要部位である骨格部分(フレームなど)が損傷し、これを修復した経歴のことです。もし修復歴を知らせずに中古車を販売した場合、買い主は契約の取り消しを要求できます。


以上の理由から、真っ当な販売店を利用すれば知らずに修復歴車を購入してしまうリスクは少ないでしょう。


(参考:一般社団法人自動車公正取引協議会 『自動車公正競争規約集』p31、40)


告知なしで事故車が販売されている可能性もある


修復歴の有無は原則として通知されると説明しましたが、自動車公正競争規約における修復歴車に該当しない事故車の場合、告知なしで販売されている可能性もあります。


同規約では、修復歴車について以下8つの骨格部位の修正および交換歴のある車と定義しています。


  • フレーム(サイドメンバー)
  • クロスメンバー
  • フロントインサイドパネル
  • ピラー(フロント、センター、リア)
  • ダッシュパネル
  • ルーフパネル
  • フロアパネル
  • トランクフロアパネル


上記以外の部位の交換・修理歴の告知は任意であるため、特に説明なしで売りに出されていることもあります。骨格部位以外の修理歴について知りたい場合は、別途業者に問い合わせてみましょう。


事故を起こしたからといって修復歴車になるわけではない


修復歴車と事故車はしばしば混同されがちですが、事故を起こした車=修復歴車というわけではありません。修復歴車はあくまで骨格部位が損傷し、該当部位を交換・修復した車のことです。逆に言うと、事故を起こした車でも、骨格部位を交換・修復していなければ修復歴車にはなりません。


例えば軽微な事故で損傷したフロントバンパーを修理した場合、バンパーは骨格部位には該当しないため、単純に修理歴のある車とみなされます。


このように修復歴の有無を明確に区分しているのは、骨格部位が車の性能に大きな影響をもたらすものであり、損傷すると走行性能や安全性能が著しく低下する恐れがあるためです。


一方、骨格部位以外は車の性能に直接大きな影響を与えないとみなされるため、修理歴の有無を通知する義務はありません。


事故車や修復歴車にはメリットもある?


ここまで事故車を購入するデメリットを説明していましたが、一方でいくつかメリットもあります。前述したデメリットがあることも理解した上で、自分にとってメリットの方が大きいと判断できる場合は、あえて事故車や修復歴車を購入するという選択もありでしょう。


ここでは事故車を購入した場合に考えられるメリットを2つご紹介します。


価格が安い


事故車や修復歴車は、無事故車に比べると販売価格は安く設定されているケースがほとんどです。無事故車ではなかなか手が出ない高級車や人気車でも、事故車なら予算内で購入できる可能性があります。


技術の向上により問題なく乗れるケースが多い


近年は修理技術の向上により、事故車でも問題なく乗れるようになるケースがほとんどです。適切に修理・メンテナンスされた車なら安全に走行できます。


特に骨格部位に受けた損傷が軽微なものだった場合、車の性能をさほど低下させずに修復できる確率が高まります。人気の車種を少しでも安く手に入れたいのなら、あえて修復歴ありの車を探して、その中から状態の良いものを選ぶのも一つの方法です。


事故車(修復歴車)が販売されているかを見分けるには?


車の修復歴は見た目だけでは判断できないケースが多いため、無事故車を購入したいのなら以下4つのポイントを実践してみましょう。


  • 「修復歴なし」で検索する
  • 担当者に確認する
  • トランクやボンネットなどを確認する
  • 査定表をチェックする


ここからはそれぞれのポイントについて詳しくご紹介します。


「修復歴なし」で検索する


中古車販売では修復歴の有無を伝える義務があるので、ポータルサイトなどで「修復歴なし」というキーワードを使って検索すれば修復歴のない車を簡単に探せます。


また、中古車販売店のサイトの中には独自の検索機能を設けているところもあり、「修復歴なし」にチェックを入れれば修復歴のない車のみを絞り込み検索できるでしょう。


ただし、すべての中古車販売店がインターネットに情報を載せているわけではないため、Webで検索できない店に関しては他の方法でチェックする必要があります。


担当者に確認する


車の修復歴だけでなく、その詳細も知りたい場合は販売担当者に直接尋ねてみるのがおすすめです。販売側には修復歴の有無について通知する義務があるため、どの部分をどのように修復したのか、細かい情報まで聞き出すことが可能です。修復の原因となった損傷が軽微なもので、かつ適切な修理が行われているのであれば、修復歴車であっても故障や不具合を起こすリスクは少なくなるでしょう。


なお、修復歴の有無について回答をはぐらかされた場合は信頼できない販売店と判断できるため、その店での購入自体を控えた方が無難です。


トランクやボンネットなどを確認する


修復歴の有無はトランクやボンネットをチェックすることである程度判断できることもあります。


ボンネットはボディとの接合部分を確認し、色が異なっていないか、ボルトの一部が新品あるいは劣化していないかを調べてみましょう。もし該当する要素があれば、過去に修復された可能性があります。ボルトの色は角度によって確認しにくいこともあるため、さまざまな角度から状態をくまなくチェックしましょう。


一方のトランクも、バックパネルとの接続部分のボルトをチェックし、色や状態に違和感や差がないかどうかを確認しておくと安心です。


査定表をチェックする


査定表とは、車の状態や価値の評価などを記載した書類のことです。認定査定士が実際にその車を確認しながら作成するため、査定表を確認すれば車の状態や修復歴を把握できます。


査定表にはさまざまな情報が記載されていますが、注目したいのは総合評価点です。評価点はアルファベットや数字で表されていますが、Rは修復歴車であることを意味するため、無事故車がほしい場合は注意しましょう。


なお、評価点はR以外に1~S点まであり、Sが最高、数字は高いほど状態が良いことを表しています。修復歴がなくても点数が低いものは状態が悪くなるため要注意です。


事故車(修復歴車)を購入するときの注意点


事故車と知った上で購入する場合は、以下3つの点に注意しましょう。


  • 信頼できる業者を選ぶ
  • 修復歴について詳しく確認する
  • 試乗してみる


上記の点を確認しないまま購入すると、後にメンテナンス費がかさんだり、不具合や故障に悩まされたりする原因になるので、きちんと確認することが大切です。


以下では3つの注意点について詳しく説明します。


信頼できる業者を選ぶ


事故車を購入する際は、その車のメリット・デメリットの両面をきちんと伝えてくれる良心的な業者を選ぶようにしましょう。良い面だけをアピールし、悪い部分を意図的に隠すような業者は信頼できず、後に説明されなかった瑕疵が見つかったり、トラブルが起こっても誠実に対応してもらえなかったりする恐れがあります。


信頼できる業者かどうかは、都合の悪い部分も包み隠さず教えてくれるか、中古車専門の鑑定士がいるか、十分な保証が付帯されるか、などから判断できるので、下調べは入念に行いましょう。


修復歴について詳しく確認する


事故車を購入する際は、修復歴の有無だけでなく、その内容も詳しく確認する必要があります。担当者に確認したり、査定表をチェックしたりすれば損傷の程度や修復した箇所を具体的に把握できるので、事前に販売店へ問い合わせておきましょう。


まとめ


修復歴のある車を避けたいのなら「修復歴なし」で検索したり、担当者に直接問い合わせたりして、修復歴の有無をきちんと確認してから購入を検討しましょう。信頼できる業者であれば修復歴の有無だけでなく、メリット・デメリットの両方を説明してくれるはずです。


なお、CSオートディーラーでは、すべての車に修復歴の有無を明記しています。また、安心整備保証として最長5年&走行無制限の保証期間を設けているので、初めて中古車を購入される方にもおすすめです。


さらにアフターサービスとして点検や整備、事故修理などのトラブルにも対応。購入前から購入後までお客さまのカーライフを丁寧にサポートします。中古車の購入を検討している方は、ぜひCSオートディーラーまでお気軽にお問い合わせください。

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